大泉の舎II

眺望、快適な空気、足触り。
お気に入りが詰まった家

テラスの先には棚田と富士山の眺望、振り返れば、緑がかった大谷石の壁がこだわりのリビング。どこを見ても好きな空間が目に入るのが最高だとご夫婦は話す。家全体の断熱性能が高く、室内の温度計と湿度計が梅雨時や真夏でも快適レベルに保たれているのに驚いたという。
ご主人のお気に入りは、何と言っても2階の浴室。湯船に浸かったまま窓を開け、富士山を眺めた後は、ベランダに出て至福の一杯を。無垢のパイン材を敷いた床の足触りは、一度味わったら足が自然と求めてしまう心地良さ。1階リビングの床材にはマホガニーを選んでおり、節のない赤みがかった木肌が美しい。
「建築家の方に頼みたいと思っていて、中村さんのHPを見つけました。こちらは素人なので図面を見てもピンときていないことがあったのですが、できてみると、なるほどと納得する箇所がいろいろあります。建設途中に、新たにテレビ台を付け、配線が隠れる仕組みにしたり、収納のサイズを変えたりと特別に対応してもらったのが助かりました」。