長坂の舎 再生
新築とはまた別の次元。風格と遊び心を併せ持つモダン古民家
元々ご主人の
曾祖父様が明治時代に建て、終戦後にお父様が一部改築したという民家。中学生の頃まではご主人も住んでいたというが、住み手を失って長く、どうしようかというときに
当アトリエを見学して古民家再生のイメージが湧いたとのこと。
昔の材は、今新たに手に入れようとしても難しい立派なもの。それらを可能な限り生かすために、状態を確認して必要な補強を行い、低すぎる梁は高さを出して使いやすくする。古い襖絵を修復し、欄間は新調して、古民家ならではの風格をしっかりと継承。一方で、2階廊下に突き出る梁を大胆にカットし、昔の構造部をごく間近に見せる遊び心も。いくつもの梁が伸びやかな曲線を描いて連なるさまを、階段上からすっかり眺められるのは、なんとも言えない特別感があり楽しい。
古民家の再生では、必要な修復をして、現代生活に欠かせない利便性を組み込むのはもちろん、デザインの観点から全体を捉え直して昔の造りをより魅力的に表すことで、住まいという財産を一層価値あるものにすることが大切と考えている。
昔の材は、今新たに手に入れようとしても難しい立派なもの。それらを可能な限り生かすために、状態を確認して必要な補強を行い、低すぎる梁は高さを出して使いやすくする。古い襖絵を修復し、欄間は新調して、古民家ならではの風格をしっかりと継承。一方で、2階廊下に突き出る梁を大胆にカットし、昔の構造部をごく間近に見せる遊び心も。いくつもの梁が伸びやかな曲線を描いて連なるさまを、階段上からすっかり眺められるのは、なんとも言えない特別感があり楽しい。
古民家の再生では、必要な修復をして、現代生活に欠かせない利便性を組み込むのはもちろん、デザインの観点から全体を捉え直して昔の造りをより魅力的に表すことで、住まいという財産を一層価値あるものにすることが大切と考えている。
建 築 概 要 | |
建築場所 | 山梨県北杜市長坂町 |
構造 | 木造2階建 |
1階床面積 | 197.35㎡ |
2階床面積 | 51.94㎡ |
延べ床面積 | 249.29㎡ |